確認不足な私

最近、落ち込んでいる。理由はアルバイトでの失敗だ。レジ閉めを任されていた私は、商品券の枚数を数え間違え、大騒ぎになってしまった。

私はものすごい頻度で、レジ閉めを失敗する。記入漏れ、書き間違え、入れ間違え。数えだしたらキリがない。従業員は、私を含めて9人。その中で、私が一番失敗する。レジ閉めミスの世界大会でもあれば、日本代表くらいにはなれると思う。

そもそも、なぜミスをするのか。店長は、私がレジ閉めの方法を根本的に理解していないのではないかと疑っている。だが違う。要するに確認不足なのである。ようく確認、最終点検をしていれば、あ。と気付くことは多い。しかし私は怠ってしまう。なぜか?合っているだろう、で済ましてしまうからである。この「だろうミス」は、多くの人が経験しているはずだ。これがいけない。先日の商品券も、合ってるだろう、で片付けてしまい、正確に枚数を確認することを怠ったのだと思う。(もはや無意識のうちの行為であり、覚えていないが。)

このように、私は気を抜くと確認を怠り、なにかと適当に済ましてしまうという悪い癖がある。思い返せば、私が今までやらかしたミスは、多くが確認不足に起因するものだったように思われる。英語のスピーチ大会では違う文章を覚えてきたり、お客様に違う商品を渡したり、だ。忘れ物も絶えない学生だった。極めつけは、運転免許。仮免試験で一言、「あなたは右左折時の巻き込み確認を一切しないね。」当然不合格だった。

  昔からこんな風であったから、自分の適当さを思い悩んだり、深く反省するということはなかった。こういう人間なのだと開き直っていたのだ。しかし、先日のレジ閉めミスで私は深く反省し、猛烈に落ち込んだのだ。理由は色々ある。「レジ閉めは向いてないね」と周りに笑われた。私がレジを閉める様子を、防犯カメラで確認された。などなど。

 だが落ち込んでいるだけでは、成長しない。多額の損害を出す前に、自身の短所を知れて良かったのだと考え、生まれ変わっていきたいと思う。とにかく、確認!